北欧デンマークのデザイナーズチェアー フィン・ユール PELICANチェアー

  デンマークの家具デザインを世界に知らしめた功労者であり、有名な建築家でもあるFinn・Juhl（フィン・ユール）の1940年の作品が、このPELICAN（ペリカン）・チェアーです。

ペリカンが翼を広げた時の姿に似ていることから命名され、一人掛けのチェアーでありながら、まるで極上のソファのような座り心地の良さ。

2001年にフィン・ユール夫人の了承のもとに復刻され、インターナショナルファニチャーフェア・ケルンにて発表された際には日本でも話題を呼び、近年、世界的に再評価の機運が高まっています。

当店のペリカン・チェアーは、フィン・ユールの全てのデザインを生産する権利を持つデンマークのハンセン＆ソーレンセン社によるセミオーダー品ですので安心です。

お好みのファブリックとベースを組み合わせて、世界に一脚だけのペリカンに座る喜びを是非。

  1912年、デンマークのコペンハーゲンに生まれ。

王立美術学校建築科を、1934年に卒業。

在学当時に教鞭を取っていた、デンマーク近代デザインの父と謳われたコーア・クリントの「最良の家具はクラシックなイギリス家具か、イギリス家具の影響を受けた中国家具である」という言葉に反発し、デンマーク家具デザインの主流派とは袂を分かつ。

卒業後、フィン・ユールはユニークなユニークな発想力と造形力で独自のデザインを構築していき、名匠ニールス・ヴォッダーとの出会いによって家具デザイナーとしての地位を確立しました。

その後も1989年に亡くなるまで、フィン・ユールはニールス・ヴォッダーをはじめとする優れたクラフトマンたちと共にユニークで極めて完成度の高い家具を生み出していき、現在ではその多くが世界各国の博物館や美術館に収蔵品としてコレクションされています。

彼は生涯、家具をより美しくより心地よいものにすることに努め、自分が使いたいと思う家具を作るという姿勢を崩すことはありませんでした。

その形態やディテールの美しさから、家具の彫刻家と呼ばれたフィン・ユール。

常識や困難に負けず自らの理想を追求した彼のデザインを、かつてニールス・ヴォッダーはこう評しました。

「いつの日か誰もがフィン・ユールを追いかけるであろう」 今日の家具デザイナーたちに与えた影響の大きさを考えると、決して大げさな言葉ではないでしょう。

1990年創立のハンセン＆ソーレンセン社は、創業当時からデザイナー家具を製作しており、創立者は若くエネルギッシュな、ユーモアとデザインのセンスのある2人のデンマーク人。

現在では世界的に有名なフィン・ユール氏のデザインした全て（家具から小物まで）のものを生産する権利を獲得するなど、これからの活躍がますます期待できる今をときめくメーカーです。

  貼り地には品質とデザインにうるさい北欧の人々に広く愛されているデンマークのKvadrat（クワドラート）社のファブリックを使用。

Kvadrat社のTonicaシリーズから、座面とシェルにそれぞれお好きなカラーのファブリックをお選びいただけます。

（ご注文の際に、カラーサンプル一覧からご希望のカラーの数字をご指定下さい。

） ※PCモニターの設定によって、色が実際と若干異なってみえる場合がございます。

チェアーを支える脚には、ウォルナットかメイプルのどちらかをお選びいただけます。

こちらの商品は、ご注文をお受けしてからデンマーク本国にて生産するセミオーダー品になりますので、お届けまでに約2〜3ヶ月ほどお時間を頂戴致します。

PELICAN Chair （ペリカンチェアー）　　Designed by　Finn Juhlメーカー： hansen sorensen furniture/Kvadratサイズ： W850×D760×H680×SH380 （mm）仕様： 布張り、無垢材（メイプルorウォルナット）生産国： Denmark（デンマーク ） こちらの商品に関しましては、家具配送・設置専門のムービングにてお届け致します。

ムービングでは配送だけでなく、開梱・設置・梱包材の撤去まで行わさせて頂きますので、購入後にお客様の手を煩わせることもありません。

なお、発送の関係上、他の商品との同梱は不可とさせていただきます。

ファブリックのカラーサンプル一覧はこちらから。